真央ちゃん、胸を張って帰っておいで


朝から五輪態勢でスケジュール組んだわ。
休みだったけど、朝一番に皮膚科行って、
そのまま2時間LSDレーニング。
今日は風がめちゃくちゃ強かったんだけど、荒川市民マラソンの風対策にはもってこいの天候だと思って。
風速13メートル位ありましたね。
見知らぬおじさんに『向かい風でも走るの?』って言われて
『帰りは追い風ですから〜』ってクールに答えましたが、実際、全然進まないの。あはは。
生温かくて変な天気でした。
汗、びっちょり。おかげで2キロ痩せました。
あ、でもすぐ戻りますよ。水分出ただけですから。


青梅の疲れがまだ身体に残っている中の2時間走は後半かなり辛くなりましたが、
私がここで頑張れば、真央ちゃんが金メダル取れるような気がして、ムチ入れながら走りました。
でもどーしても17キロ地点で苦しくなってしまって、歩いちゃったよ。ごめんね、真央ちゃん。
あと少しのパワー送ってあげられなかったよ。


急いで帰宅し、シャワーを浴びるとちょうどミキティ
わー、衣装がスバラシイ☆メイクもバッチグー。
クレオパトラの世界観は良かったけど、ジャンプの高さとか技術的な部分がちょっと惜しいなーという感じ。
あと、この子ちょっと諦めが早いんじゃないだろうか。
長洲未来に抜かれちゃったのはふがいないぞ。


そして、キム・ヨナ
圧巻でしたね。完璧でした。非の打ちどころがない。
精神的にもタフだなー。


続いて、真央ちゃん。
あー、もう見ていらんねー。
指の隙間から見るようにしてました。
トリプル・アクセルは素晴らしかったけど、
あーん、出来るところで失敗してしまったねー。
何が起こったんだろ。どうしたんだろー。


終わった直後のインタビューが泣けたよ。オバちゃん、もらい泣き。
酷だなぁ。呆然として答えられないっつーのよ!
彼女のほんわかキャラからあの悔し涙は想像できなかった。
銀メダルに終わったことよりも、自分の納得出来ないスケーティングに対する悔しさだよね。
でも、これが現実。
ヨナと比べれば力の差は歴然。点数もずいぶん開きがあるもんね。


プログラムの内容もちょっと分かりにくかったなぁ。
表現力はエアロ抱いてふんわり衣装着てた頃に比べたら格段の差だけど
『鐘』の世界が良くわからん。
ショートかフリーかどっちかに一般に知られてる音楽使えばよかったのに…
って思うのはワタシだけ?
あと、3回転半は本当にすごい事だと思うけど
パワーを必要とするから助走が長くて、
『はい、ここから飛びますよ〜』って素人目にも分かる『溜め』があるのがどーしても気になっちゃう。
あれがかえって全体の構成を崩しているような気がしてならない。


でも、でも
世界で2位ってスゴイことだよ。
堂々と胸を張って帰ってきて欲しい。
まだまだ出来ることがあるんだから、次を目指して欲しい。
ソチはもうヨナ選手はいないかもしれないけど、
長洲未来ちゃんあたりが強力になるかもよ〜
ちょっとアメリカンな張り付き笑顔が怖かったけど、これから伸びそうだもん。


ただ、採点方法は変えて欲しいと思ったよ。
細かく採点するから、選手もチョコチョコ小技入れて点数稼ぎしなきゃなんない。
それが本来のフィギュアの良さをつぶしてるのよぉぉぉ。
審判にアピールする『あざとさ』が必要になっちゃうんだよ。
トリプルアクセルみたいな大技の点数がリスクのワリに低いと誰も挑戦しなくなるだろ!
男子の時にも書いたが、『挑戦』してこそアスリートなんだよ。
キム・ヨナは確かにすばらしかった。でもその得点は4回転したプルシェンコより高得点なのか…。
採点に関するあたりでも真央ちゃん悔しかったんじゃないのかな。
『色々考えてしまって…』というインタビューはそういう事も含まれる???
なーんてオバちゃんは思ってしまったよ。



最後に
真央ちゃん、お疲れ様でした。感動したよ。ありがとう。
この経験は絶対アナタをもっと強くするよ!