青梅マラソン走ってきたど〜

shimadora2010-02-21



走るかどうか迷っていましたが、体調も回復したので行ってきました。
今月は20km以上の練習をしていなかったので心配でしたが、荒川市民マラソンに向けての30km練習と思って参加。
すごーく天気も良いし、気持ち良く走れそうな予感☆
青梅マラソンは10kmレースを先にやるので、30kmはスタート時間が11:50と遅いのも魅力。
いつもレースの日は4時台に起きるもんねー。
ご飯もゆっくり食べてトイレもサクサク済ませ、アップもきちんと出来て、今日はイケそうな気がする〜


今年で44回目という歴史のある青梅マラソン、参加人数が10kmは5000人、30kmは参加人数が1万5000人というマンモス大会。
街の盛り上がりがスゴいんです。
青梅の街が今日はセンター街か竹下通りかって感じ。
屋台とかモリモリ出てて、祭り状態。
ソースの香りがそそります。
終わるまで我慢だなぁ。


スタート30分前になって、もう一度トイレ!と思ったら、さっきよりすごい行列。
諦めようとすると逆に無性に行きたくなるもんですねー。
あー、困った。
いや、待てよ。
駅のトイレなら空いてるかも。
アップがてら軽く走ればいいし。
一か八かでしたが、これが正解!
汚い仮設トイレよりよっぽどストレス感じなくていいわ。


スッキリしたところで、いざスタート。
スターターは杉山愛ちゃん。
しかし、行列が長すぎて『愛の号砲』も聞こえず…
いったいどこがスタートなのやら分からないままチョロチョロ動き出します。

こんな感じ。
こりゃあ、河口湖よりすごいランナー渋滞だよ。
スタート直後のカーブでは道幅が狭くなり立ち止まるような場面も。
幸手のさくらマラソン並みだね。


最初の5キロは30分以上かかるな。
今回はフルの為の試走って位置付けなので、ゆっくりペースも好都合なんだけど。
それにしても混んでいる。
密着して肘と肘がぶつかる。
辛抱、辛抱。
背の高い男性が腕振ると顔面にエルボー喰らわされそうでコワイ。
応援の旗も一度ぶつかったなぁ。ビックリした。


渋滞は徐々にほどけてくるかと思いきや、これが意外としぶとい。
ランナーの数に対して道幅が狭いんだな。1車線分しかない。
ジョギングペースも構わないんだけど、3人とか横に並ばないで欲しいなぁ。
前のオヤジを追い抜きしたタイミングとオヤジが痰を吐くタイミングが一緒で痰がかかりそうになったし。
これにはマジ、キレそうになりましたよ。
私が追い抜くときに声に出して『右から追い越します』って言えばよかったんだけど。
道に唾・痰吐かないでほしい。ハンカチ使えよ。
『ランナーは汗をかいても恥かかず』というではないかっ!
だいたいよぉ〜、男性ランナーは立ちションしたり(今回は見かけなかったけど)唾吐いたり、マナーが悪い輩が多いぞ。
同じ事、もし女子がしたらビックリするだろ〜
スポーツマンなら我慢できることは我慢しろって。


イライラして精神的にささくれている上に、
さらに根性を試すかのように地味ぃ〜なアップダウンが続きます。
下りは嬉しいけど、これ帰りは昇るんでしょ?
ひゃー、大変だな。
しかも、暑い!
半袖にアームカバーで正解でしたが、
10キロまで給水所がないのは辛かったです。(私設エイドはありましたが)


また、キロ表示が5キロごとでないのでペースが掴み難い。
『今、何時?』『そうね、だいたいねー』ってサザンじゃないっつーの。


もう自分の足音で推し量るしかない。
最近レースではコードとか煩わしいのでi-pod聞きません。
なので脳内i-podからリズムのいい曲を選びました。


それはMJ、というかジャクソン5の『ABC』
これがですねー、実にいいんですよ。
私のペースにピッタリなの。
エンドレスに繰り返しましたよ。サンキュー、マイコー


9キロ位を走行中、すでに折り返してきたトップランナーとすれ違います。
ゼッケンナンバー『2』番はぶっちぎりで速かったですねー。
そして早稲田の子には掛け声が多いです。
ランナーたち自分が走ってるのに、さらに応援までしちゃいます。
そんな感じで折り返し15キロ。幸いどこも痛くありません。
山が近いよ。というか、山の中だ。
ここが東京かと思うくらい。


折り返してもまだまだ渋滞を走行。
う〜ん、このままだと低空飛行のまま終わってしまうかも。
目標タイム2時間50分切りが難しい気がする。
地味なアップダウンに脚もすこーし疲れてきました。
左の足底が若干痛いです。時々ズンって親指に響きます。
今日の靴、あまりクッションないからかなー。
19-20キロ辺りが一番ボーッとしちゃいましたね。
腰も落ちてきたし、歩きたい衝動にも駆られます。
上り坂も長くてきつかった〜
でも『もうすぐ坂終わるよ』なーんて温かい応援にハムストリングスを動かします。
これぞ『梅根性』?!


なんとか耐え忍んで、20キロでアームカバーにしのばせたパワージェルをチューチュー。
ねとっとしたテクスチャーがあんまり好きじゃないんだけど、心の支えになるというか
おまじないみたいなもんです。
すると不思議なもので、また脚が動き出すんですねー。
これがマラソンの面白いところかな。
前半は暑くてしょうがなかったのですが、気温もあまり上がらず天気も味方してくれました。


あと6キロ位になったら応援も賑やかになり俄然やる気が出てきました。
時計を見ると2時間50分は微妙なところ。
スパートはかけないと今回は決めていました。
自分の中ではゴールの先に12キロ走る余裕ランのつもりたったので。
周りはだいたいサブ4レベルのランナー。
皆さん2時間50分キロを狙っているようでスピードも増してきました。
私も遅れないようについていきます。


4キロ、3キロ、2キロ、青梅の街が見えてきました。
折り返し地点から比べるとすごく都会に見えます。
青梅マラソン、ゴール近くの応援、声援がすごいのです。
もう全て私へのメッセージと思って前へ、前へ。


ゴール前、1キロ。
あー、あと5分。目標タイムにはキロ5分のスピード=時速11キロ出さなきゃ間に合わない!
うー、でも今日はスパートかけない約束さ。
気持ちストライド大きくして頑張りました。


コーナー右に曲がってフィニッシュゲートが見えてきた!
写真を意識して(笑)人差し指を突き上げゴール!!
ふぅ、終わりました。
手元の時計で2時間50分45秒。
45秒足りませんでした。
でも、ずーっと混んでるんだもん。
45秒ぐらい誤差の範囲さ。
ケータイGPSの距離では30.7キロの表示。
たぶん、混雑をかわしたり、追い越したりしてるうちにロスしてる部分なのでしょう。


30キロは長かったです。
フルはもっと長いんだなぁ〜っと思うとめげそう。
でも、息も上がらず自分のペース感覚で目標近くにゴールできて満足です。
まさにいい『塩梅』?!
この間のベアリス30キロより5分遅いけど、後半の疲れが全然違います。
この感覚忘れないようにしたいと思います。


温かい応援、声援、本当に嬉しかったです。
青梅の皆様ありがとうございました。


お土産は

青梅の梅ワインと

ラソン記念せんべい


参加賞は


かなり派手目のTシャツ。愛は青梅を救う?!


本日の消費カロリー1350Kcal

ハワイアンバーガーも許してくれ。
サンデーも付けた。
ポテトをディップするとマジうまいんだよ。
甘じょっぱ〜い。
糖分、塩分いっぺんに補給できます(ジャンクには変わりない)


お疲れ様でしたー!