何度目かの高尾山

shimadora2009-08-16




お日柄も良いし、せっかく休みも合ったのでまた山に登ろうということになり
ダンナがまだ行ったことのない高尾山へ連れて行くことにしました。
日曜日の高尾山、初めてだったけどー、えらいコトになっているのね。
電車が着いたら『帰りの切符は今のうちに〜』とかライブ会場ですかい?
登山ブーム+ミシュレラン効果で超混雑。
げんなり。


コースはいつものコース。
というか、これしか知らない。だってケーブルカーとか乗らないしぃ。
行きは『稲荷山コース』でややキツイけど尾根を通っていきます。
ダンナは昨日サイクリングで50キロ走っているので、かなり最初からくたばり気味。
今日は暑いしねぇ。紫外線もキツイ。
小鳥の鳴き声はあまり聞こえず、セミの声がこだましてます。
ちょっと小デブな女子が私たちを抜いてサクサク登って行く姿に
私はかなり闘志をかき立てられ、絶対抜き返してやる!とメラメラ登っていましたが、
ダンナに「せっかくだから景色見ながら登りなよ〜」と云われ、我に帰りました。
それもそうよね。
山の稜線が濃いです。黒い。空は青い。今日は絶好の登山日和。


1時間ほどで山頂に到着。
今日はちょーっとだけ富士山見えましたが、写真では写ってませんでした。残念!
山頂は人、人、人でごったがえしております。
お腹も空いてキツイのですが、ここであえてご飯は取らず
10分ほど更に進むと、紅葉台。
ここで休憩するのが正解!


人も少なくなりますし、見晴らしの良い茶屋が待っております。
持参のおにぎりにオーダーしたなめこ汁で胃袋を満たします。

汗かいたあとは塩分も補給しないとね。そんな時はみそ汁がいいのよぉ。


ツワモノはコッヘルで焼きそばを作っておりました。うまそ〜
あ、でも茶屋では火は使えませんのでご注意あれ。


まだ登り足りないよね、って事で次の山まで行くことに。
私は陣馬山まで行っても良かったんだけどねー
一丁平の見晴らし台手前に休憩ポイントがあります。
ちょうどよい大きさの切り株がありましたので、ここでストレーッチ。


森林ヨガしてみました。
実は外人観光客のマネなんだけどね。
これが気持ちイイ。
リュックで肩がどうしても凝るので、ストレッチしたら軽くなりました。


次の休憩ポイント城山まで1時間、なんとか頑張れそうです。
時々、トレランやってる人にすれ違います。
今日は日曜日だから、仲間で来ている人も多かったな。
知らない人はドドドーッと駆け降りてくる集団にはビックリしちゃうだろうな。
でも彼らは総じてマナーがいいです。
気持ちよさそう。
あー、私も一緒に走りたいっ!
そんな衝動に時々小走りになりながら、進みます。


フーフー言いながら登ると、突然「営業中」ののぼりが。
ハイ、茶屋に出ました。
城山の頂上です。
かなり開けた休憩ポイントで、今日はなんとかき氷を頂いちゃいました。


で、でかい。
氷はどうやって運んでくるのか不思議でお店の人に聞きましたところ
車で上がって来れるのよ、とのこと。
もちろん一般の車は通れないそうですが。
ワタシ、マッチョな男子が運んでくるのだと想像しておりました。
それじゃ、溶けちゃうよね〜


ここからは相模湖も見えます。


今日は晴れていたのでよく見えました。
今度は相模湖の方に降りてみよっかな。


本日は、ダンナの体力も考慮しここで折り返すことに。
帰りのルートもいつも通り、薬王院を通って、琵琶滝方面へ。
ビアマウントにも惹かれたけどねー。


薬王院辺りまではワンピにミュールといったふざけたいでたちの女子が
わんさといるので、ややキレ気味でした。
確かに道が整備されているので来れるよ。でもさ、TPOっつーもんがあるじゃろ!
わざわざ自然の中に来るのに、なぜ都会のままのスタイルなの?なぜだー!
せめて靴ぐらいスニーカーにしとけよ。
こういうのは「スカートで登山」という女子登山とはまた方向が違う。
山の神よ!どうか正しく裁いておくれ。
そんな格好してきて「もう登れない」とか言ってんじゃねー!
あー、なんか高尾山がバカにされているみたいだ。悲しい。


イライラするのでそんなヤツらがぜーったい通れない道で下ります。
琵琶滝方面の看板には「こちらは上級者向けです」って警告が。
前はなかったのに、きっとふざけたチャラい連中が下って大変な事になったのであろう。
若干ハードは岩道が続くけど、上級者向けってほどではないよ。


滝に近づくと周りの空気も変わって、しっとりひんやり。
あー、トゲトゲした気持ちも丸くなっていくねー。
帰りは自然道6号を通って、マイナスイオンたっぷり浴びながら下山。


そして今日は麓の温泉施設に寄って、筋肉をほぐしました。
ダンナの感想は「高尾山は高尾山を過ぎてからが面白い」でした。
そして「今度は一人で陣馬山まで行く」そうです。
ワタシ、うるさかったのかな〜???