北東北の旅

shimadora2008-08-09



五右衛門ロックで盛り上がる関西方面に多少の未練を残しつつ、
やってきました東北ゥ。



5時起床。ね、ねむい。しかし予定は盛り沢山。
始発のはやてで盛岡入り。

観光バスの乗り換えるまでのわずかな時間で念願の『福田パン』に直行。
格好は既にトレッキングだが、この際仕方ない。
小さな学校のようなカタチの可愛いパン屋さん。

地元の人が軽自動車でひっきりなしに来ている。
お品書きには沢山のトッピングメニュー。
あ〜どれにしようかな。
前の人は地元の人らしく『ホイップだけ2つ』と『あんバター』『抹茶あんバター』と『ブルーベリー』
トントン調子よくオーダーしている。
注文を受けたオバちゃんは軽快にフィリングを塗っていく。
量の躊躇はしない。びっちり、パンの端から端まで塗っていく。
しかもものすごい速さで。
きっと、若い人はみんなお腹が空いていると思ってるんだろうな〜(若くないけど)


私の番だ。
どれもこれも試してみたいけど、この後の行程を考えるとせいぜい3つだ。
日持ちしないと云うし。
やっぱりここはオーソドックスに『あんバター』とdancyuお勧め『れんこんしめじ』と『てりやきチキン』をオーダー。
『レンコンとてり焼きはカラシでいいね?』ほぼ断定的な問いにうなずく私。
それがやはり正解。

観光バスの中で空腹に耐えられず、『れんこんしめじ』を頬張るワタクシ。
パンはふんわり、レンコンシャキシャキうんまかった〜
しかし、あまりのボリュームにそのあと昼食は食べれませんでした。


みどりの中を走り抜ける真っ赤なびゅうバスに乗ると、まずは岩手公園に強制連行。

石川啄木が授業をサボって来ていたそうです。

不来方
お城の草に寝ころびて
空に吸われし十五の心


啄木青年もこんな青い空を見ていたかな。


岩手公園を後にし、次に向かうは小岩井農場

広〜い!
羊さん達はウール着ている上に、お天気も良く、大変眠そうでございます。

ここでは新鮮な卵を使ったオムライスを楽しみにしていたのですが、先ほどのコッペパンがド〜ンと胃の中に鎮座しており、止むなく断念。
代わりにソフトクリームを食べました。

意外とあっさりしてました。もっと濃厚な味を想像していたのですが。
チーズケーキもヨーグルトも食べたかったなぁ。


農場を後にバスは八幡平へ。
読み方、ハチマンタイなんですね。
ハチマンタイラでもヤワタダイラでもないのね。
東北地方は平をタイって読む所が多いみたいです。
全然予備知識がなかったのですが、ここは国立公園で、チョー眺めがヨロシイの!
公共工事の賜か、道も素晴らしく整備されており、車があればなかなか素敵なドライブ出来そうです。
夏は山頂まで登れるそうで、そんな話を聞くとウズウズします。
秋は高山植物もキレイだそうですよ。
途中、鉱山で栄えた町が廃墟となっていて、そこもなかなかの味わいでした。
時代が止まってる誰もいないグレーの建物群と対照的に周りは植物がその緑の最盛期を迎えていて。
廃墟マニアのダンナは身を乗り出して興奮しておりました。


想像以上の美しい景色を堪能した後は、有名な温泉場を通りつつ、目的地の十和田湖へ。
峠を沢山越えるので、若干、乗り物酔い(#+_+)
いい歳してもまだ克服出来ないんだなぁ(x_x;)
汗がにじんでヤバいな〜と思ったところで、突然ぶわぁ〜っと景色が開けて十和田湖が見えました。
気持ち悪さをを忘れて『おぉ〜』と思わず声を上げてしまいました。
ガイドさんによるといつもより湖の色がキレイだそうです。
やったねv(^-^)v
湖畔のホテルのディナータイムまで時間があったので、
乗り物酔いの胃をシャッキリするために、ダンナと久しぶりのバドミントン大会。
額に汗をかくほど真剣勝負し、温泉にザッバ〜ン!
湖を見ながらの入浴もなかなかおつですな。
すっかり元気になって、久しぶりのおフランス料理に舌鼓。
八甲田牛のステーキが最高に美味しかったデス(o^-^o)