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本来の妻の務めに戻ります。
久方ぶりに二人で映画館。
プロパーで映画見るのはちょっとヤダなーなんて思ったけど、
「ナルニア国物語」の1,800円はぜんっぜん高くなかった。
イギリスってファンタジー小説の宝庫。
ハリー・ポッターもロード・オブ・ザ・リングも好き。
でもナルニア国は原作も読んだことがなかった。
何となくあらすじは知ってたけど、きっとCG満載でそれに圧倒されるだけかと思いきや、
こんなに感動するなんて。自分でもビックリ。
なんで、あんなに泣いちゃったんだろー。
またしても色んな想いが交錯したのかな。
これから楽しみにしている人は読んじゃダメよ。
自分の為のメモです。ネタバレ有り有り。
第二次世界大戦の頃のイギリス。イギリスでも疎開ってあったんだ。知らなかった。
お父さんを亡くして、4人兄弟はお母さんとも別れて田舎へ。
もうそこの別れのシーンでヤバいんですけど。
完全に母親側の気持ち。歳を取るとともに涙もろくなるって本当ね。
一番末っ子のルーシーが可愛い。目がクリックリ。
ちょっとアダムスファミリーの時のキルスティン・ダンストに似てる。
衣装がまた、可愛い。丈の短いカーデガン、花柄のワンピース、ストラップ付きのシューズ、
そしてシーム*1のあるグレーのタイツ。
たんすの向こうに氷に閉ざされた国。
のび太の机の向こうには未来。東西、こういう感覚は共通なのね。
半神半獣のタムナスさん、なんでパンフレットもこのキャラだけさん付け？
タムナスさんの赤いマフラーが可愛い。お部屋も可愛い。カップも可愛い。
次男のエドマンドが白い魔女に大好物のターキッシュ・デライト*2で誘惑される。
あのお菓子、昔お土産でもらったことある。口が曲がるほど甘いの。にちゃにちゃしてるし。
白い魔女、美しい姿に冷酷な心。イメージピッタリのハマリ役。衣装と髪型がスンバラシ！
ビーバーの夫婦がかわいい。トイ・ストーリーにおけるMr.&Mrs.ポテトヘッドみたいな。
おしゃれのポイントは毛づくろいなのねー。可愛い。
冬なのに、クリスマスのない国。
そこにサンタさん登場。3人にプレゼント。ロード・オブ・ザ・リングにもこんなのあったね。
秘密警察＝オオカミから大切な妹二人と守る長男ピーター。
勇気を奮って、闘うと氷が決壊して虹が出た。
アスラン。ライオンは百獣の王とは言いますが、これほど凛々しいライオンは初めてだ。
惚れ惚れするよ。男らしくて高倉健さんみたいだよ。
アスランが裏切り者の次男エドマンドの為に、命を差し出す。
ここではじめの涙腺決壊。もうヒドイんだよ、白の魔女が。
殺す前にたてがみを切れー！って部下にいうんだよ。王の証のたてがみだよ。
皆で寄ってたかって、繋がれて抵抗もしないアスランをさ。最大の辱めを与えるように。ヒドイ。
そしてついに…。最大の自己犠牲は命。
アスランの代わりに指揮をとる長男ピーター。
戦闘の場面。お兄ちゃんが行けー！と剣を振るうシーンでアラ、また涙腺が。
本当は恐くて仕方ないのにさ。お兄ちゃん、偉いよと思ったら泣けてきた。
ビーバーまでが、鉄のチョッキで闘います。
アスラン軍にはパンサーも。これまたカッコイイ。
白い魔女軍のキャラは、ロード・オブ・ザ・リングとちょいかぶる。
ケルト系の人が考える悪の世界ってあんな感じなのかな。
お兄ちゃんを、弟が助け、弟をお姉ちゃんが助け、妹が介抱し…
この美しき兄弟愛、涙なくしては見れません。
これが兄弟だよなー。*3
戴冠式での末っ子がまた可愛い。髪の毛今度は巻いたのね。
ハッピーエンドと分かっていても、何だろ、子供たちがだんだんと勇気を持って、
大切な人の為、正義の為に闘う感じとかにエラく心を動かされてしまいました。
やっぱり動物と子供には勝てない？
結構、すすり泣きの声がしたので、涙もろくなくてもやっぱり感動するストーリーなんだと思う。
もう1回観たい。今度は姪っ子達と観たい。
