東京公演2日目


北千住にせっせと通い妻。
えぇ、不倫ですよ。忍ぶ恋ですよ。
でも、不倫も文化でしょー(石田純一さんの名言)


本日はマチソワ。
マチネは敢えて2階席。
Wonderlandの時にアートスフィアで観た照明が素晴らしくて
2階もいいかなと。


ビンゴでした。素晴らしかった。
何度か通う方には2階席もお勧めです。


まだまだ色々新発見があるOR。
以下、照明の感想、プラスちょっぴりおセンチ感想を。






【白】
光りと戯れる白い人。
本当に絶妙のタイミングで照明とダンスが融合しています。
2階から見ると、光りがより柔らかい。
センターで白い人が両手をグイっと横に開くと白い照明もその手の分だけ幅が広がり
白い人が本当に光りを操っているみたい。いや、操ってるんですよね。
あ、ワンピースの少女も雑踏の中を通り過ぎて行きました。ソワレで確認。


【青】
水のポチャーンって音と共に照明も青のなかにドットが入ったものに変わります。
そしてユラユラと。海の中から外の光りを見たよう。
あ、またトゥシューズどこで履いているのか分からなかった。チッ!
→青の最初、ベンチに横たわってる時から履いてました。tomkoさん確認できたよ。


【藍】
ここの音と照明のシンクロも凄い。
だって、ズキュンズキュンする音に合わせて、
青と水色っぽい2色の光りが心臓がドキドキするかのような動きを見せるのです。
白い人が下手で両手を胸のあたりで前後に心臓ドキドキの振りをしているところらへんかな。
光りがリアルな生き物みたいに見える。。。
どうやってやっているのかなーといたら、
色のついた照明を絞ったり、開いたりしてるみたいでした。*1
そして二人がセンターで腕を組むフォーメーションはなくなってませんでしたー!
二人が舞台に横向きで伏せる前にちゃんとやっていらっしゃいました。
それにしても、白い人の股関節グネグネです。違う方向に曲っちゃわないかなー。


【橙】
大きな木からギフトをもらうとオレンジ色の丸い光りの中に動きが出ます。
クワガタの触覚みたいなカクっとした2本の対のものが丸の中にいくつも。
タップがビートを増してくると、さらにそのオレンジ色の丸も増殖して舞台を埋めていきます。
何より嬉しいのが、照明によって出来る影でタップを8人でやっているように見えるところ。
黒の躍動感がすごいです。
…にしても、タップやってるときの白い人は楽しそうだなー。
義さんに向かって拍手してる時のはっちゃけ顔好きです。
あと、袖を裏返しのまま脱いじゃう白い人は次の緑のはじまりで師匠が踊っている時、
こっそり袖を元に戻してます。かなりツボ(笑)


【緑】
1曲目、舞台センターにWLの時のような檻があるんです。
中川先生と宇田川先生しかそこには入らない。闘いの空間なんだね。
そして2曲目になると緑色の光りの中にジグソーパズルの模様のようなものが
幾つも浮かんでいます。
なんだか力強さを感じさせる照明だなぁ。
日常生活で緑の光りってあまりないけど。
あ、信号か。グリーンは進めの印だね。
ここの踊りは毎日、その力強さと連帯感を増しているような気がします。
手をカメハメハー*2みたいにする所なんか、
何か本当に出てきてきそう。
しかし、これだけVIVA!マイコーだともしDVD化してもまた音は辛くなる、よね?


【赤】
赤い照明ってそれだけで人を息苦しくさせるよね。*3
しかし、ここでは照明に負けない迫力をダンサーさんが表情というか、
もう形相に近い顔で表現してます。
もちろん、白い人も。ここで目を見開いて大きな口を開けるのが毎回楽しみ。*4
そうそう、ここの2曲目でいつの間にか衿に金色のショールみたいのを巻いていらっしゃる
んですが、一体いつどこから取り出しているの?ナゾ。


【黄】
もうどこまでエスカレートしちゃうんでしょうか?
中川先生は明日は釘踏んで2周する気でしょうか?
長州小力みたいな*5あのパラパラ好きです。
ここの星野さんいい味だしてますよね。
あの2曲目キッカケの笑い顔ね。つかみはオーケー*6って言ってあげたくなるよ。
あ、照明は蛍光灯のような眩しい明るい光りに真っ黄色。(変換したら末期色になった!)
のベタ塗りのような光線。こっちもあほうになりそうやわー。


【紫】
紫の3曲目だったかなー。
大きな木と外に出てきた少女が白い丸い点線のようなお揃いの照明の中にスポっと入っています。
そしてその照明は今度、白い人の手の先と切株も照らします。
このスポットは希望の光りなのだと思えました。


木は自己を犠牲にして愛を与え、少女は賢く大きくなるけれど、
それでも少女が抱える影の部分を消し去るには、
もう与えるものがなくなって木は煙(息)だけを吐出す。
与え続けるおおきな木をずーっと見つめている天使は影の中に希望の光を導き、
命が尽きた大きな木を今度は虹を渡らせて天国に導く。


天使はおおきな木をもう天国に渡らせなくてはいけないのを知っているから
それを告げるのが辛い。葛藤して、頭をくちゃくちゃする。
しゃーないな、言わなあかんな。
だから、ちょっとふざけて風船膨らませてパンって大きな音を立てておおきな木を起こす。
そんでベッドに隠れたりして。
虹色のスポットで追いかけっこして、遊んで、最後に若かった時のような大きなジャンプをして
虹の橋を渡らせてあげるのね。


うわぁー、泣けてきた。ヤバイ。愛猫の小春思い出しちゃったよ。
小春もこうやって虹を渡っていったに違いないなって思ったから。
きっとね、優しい天使が連れて行ってくれたんだよね。
色んなものくれたもん、小春は。
小さな猫だったけど大きな木みたいだったね。


…えっと、こんな話をマチネ後にして未來派皆さんの前でまた思い出し泣き。
 お見苦しい所を見せてしまい、失礼しました。。。


nekozoさんがいつか私も誰かのおおきな木になりたいなって書いてたけど、
本当にそうだね。私もいつかそうなりたいよ。


とっても心を揺すぶられた2日目公演でした。未來&ミリィありがとー。
ここまで考えて表現出来るとは恐るべき21歳。
スゲーよ。森山未來


あと、記憶の為に追記したいのが、
・マチネで、おおきな木の代わりに踊る時、舞台奥のベンチにコツンって足ぶつけてた。
 気をつけてくださいよー。
・ソワレの時、衣装の後ろ側お尻のあたりのドレープがすっかり成りを潜めて、
 生地がだらんという感じになってました。踊りにくいのかな。前の羽衣風が好きなんだけどな。
・ソワレの後、未來さんの挨拶がありました。曲とカブって声聞こえ難かったけど
 『よかったらまた来て下さい』みたいな感じでしたね。もうチケット完売でしょー(笑)
・明日、カメラ入らないかな〜(言霊、言霊)

*1:ソワレ1階席の時確認

*2:ドラゴンボールより

*3:だからSMクラブで良く使われる…らしい。

*4:未來フェチなので

*5:pekoさん曰く

*6:ダチョウ倶楽部風に