を観に行きました

shimadora2008-12-07



久々にダンナと絵画などを見に上野へ行って参りました。
フェルメール展は入場制限をするほどの過熱っぷり。
すごいな、AQUOS効果なのかな。
フジタ展は混んでるって言ったら混んでましたけど、ゆっくり楽しめました。


おかっぱ頭に丸眼鏡の不思議な容貌のパリのニッポン人。
私はそんな印象しかありませんでしたが、ダンナの方は色々知識を入れてたようで熱心に見てましたね。
金子國義さんの絵に似てるって思ったのですが、考えたら金子さんの方がずーっと後なんですよね。
水彩画のように見えて、実は油絵という作品が多くてビックリ。
油絵なのにアニメーションみたいに人物や動物の輪郭を描いてるのが面白い。
輪郭を描くって事は色を塗るよりも大胆な一発勝負だと思うから
デッサン力と頭の中での構図がよっぽどできてないと描けないよね。
ポスターなどで良く見かけた大作の4枚は想像以上に大きくて
魂が滲んでいるような圧倒的なパワーでした。人物の筋肉描写がスゴイ。
またそれをダンナがずーっと見ているのも面白かった。
20分位見てたんじゃないかな。
『何をそんなに見てたの?』って聞いたら『主に猫』だそうです(爆)


2Fに上がるとフジタが自分で作っていた生活用品が沢山あって
これがまたオリジナリティに溢れててかぁんわいいの!
お皿とか裁縫箱とか暖炉の蓋とかつい立てとかね。超キッチュ
何でも創っちゃうんだな。
フジタが愛した猫のモチーフも多くて猫好き夫婦は大興奮ッス。


よっぽど気にいったのか、ダンナは図録やらお皿やら大人買いしてました。

見て見て〜猫が自転車に乗っていたり、お風呂に居たり
しかも可愛い木箱に入ってるの〜サイズもほど良くて使えそう。

家に帰ってからもソファで図録をずーっと眺めていたり
そういう姿は結婚してからおそらく初めて見たのでとても新鮮でした。
主に見ていたのはきっと猫なんでしょうけどねー(笑)