シェイクスピアは赤塚不二夫なのだ


今日はNさんとさいたま芸術劇場で小出恵介くん初舞台の『からさわぎ』を鑑賞。
小出くん、意外と…って言ったら失礼なんだけど、
結構な人気者で取ったチケットも最後列でした。
シェイクスピアのオールメールシリーズ喜劇。
きっと楽しく観れて帰れるはず。
それは間違いありませんでした。


月川さんの女性っぷりはいつもながらの美しさ。
もはや安定した感すらありますです。
ホント、瞬きしないよね〜目は乾かないのかな。
高橋一生くんの女の子っぷりも可愛かった〜
結構ナチュラルな女性っぷりでビックリ。
吉田鋼太郎さんは少しお痩せになられたのかな?
なんだかどんどんソフィスティケートされて
ちょい悪おやじで雑誌に出そうよね。
井手らっきょさんの脱ぎっぷりはさすがたけし軍団で鍛えただけあって、
なにかもう一つの立派な特技と言うか、履歴書に書けますレベルだわ。
蜷川劇に珍しくアドリブも飛ばしてて、鋼太郎さんも立ちうち出来ない感じでした。
舞台に出れば、すかさず笑わせてお客様の視線を奪う。
芸人さんは貪欲よね。恐るべし。


あら、らっきょさんの感想が長くなっちゃった!
興味本位で小出君ってどんなお芝居するのかなぁとチケット取りましたが、
うん、なかなか。
まだ粗削りながらこれから楽しみと言う感じ。
最初の方はまだエンジン温まってなくて、
セリフも聞きづらかったりしましたが、セリフが飛んじゃったりしてましたが、
だんだん乗ってきて後半は完全にお客様を虜にしてたね。
何か得な雰囲気持ってるなぁと思ったよ。
芝居終わる頃には親戚のおばちゃんのごとく『良くやった』『可愛い』と思っちゃったもん。
最後はスタオベで、彼もきっと舞台の魔力にやられちゃった事でしょう。


今日はシニョール蜷川の73回目のお誕生日だそうで、
おめでとうございます。
っつーか、元気だよなぁ。
じいさんに負けてられん!


それにしても、シェイクスピアのレトリックってバカボンに通じるものがあるよね。
今日の膨大な言葉遊びを聞いてそう思いました。
シェイクスピア赤塚不二夫というか、
赤塚不二夫シェイクスピアというか、
さんせいのはんたいなのだ。