色々ショップも見たかったのですが、もうこの秋は限界まで
買い物をしているので、誘惑に駆られないように新国立美術館へさっと移動。
波打つようなガラスのビル。やけに広い。東京の中の美術館とは思えない。
ちょっと地方都市にある小洒落た建築って感じ。
黒川紀章さんデザインなんですね。
普通に仕事していればよかったのにな、なんか晩節を汚した感があるよね。
…って巨匠にまさかの上から目線?
外側はあらぁ〜ってちょっと感動したけど、
内側はデザイン的にコンクリート打ちっぱなしとか、う〜ん
今更感が漂わなくもない感じがしました。
…ってまた?(笑)
あ、でも好きになりそうな空間ですよ。
ちょっと日常をトリップできる。


フェルメール展はフェルメール展っていうワリに
あの代表作『牛乳を注ぐ女』1点だけで、あとは他のアーティストの作品
だったのですが、意外と他の作品も興味深くて満足できました。
一般の人々の日常を切りとっている絵画って
漫画的な要素や宗教教訓的な要素や皮肉的な要素やらモロモロ詰っていて面白い。
今回すごーく面白いなーと思ったのは、日常を描くと必ずと言っていいほど
食べ物が出てくるんだけれど、それが人間と一緒に描かれると
なんしかエロティックでパワーがあるなという事。
食べ物ってやっぱり命の源だもんね。生き物×食べ物。
静物画で描かれている花のエロスのようなキレイさではなく
下町あるいは温泉街のストリップ劇場的な猥雑かつエネルギーに満ちている、
そんな感じ。



あと、これもとても評判が良いので見てみたいと思います。

真珠の耳飾りの少女 通常版 [DVD]

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スカーレット・ヨハンソンも役によってすごく変わるよね。


オランダ行きたくなってきた。
そういえば、安楽死マリファナも合法なんだっけ。
いや、だからじゃないですよー。
なんか色々ギャップがある国だなーっと思ってさ。

しっとりゲイ術の秋を堪能した1日でした。
次はモジリアーニの時に行こうっと。