解禁!


見るまで平和な日々だったのに…
とうとうきちまった。この日が。
行く前、新大久保のコリアンレストランで気持ちを落ち着かせる
為に飲んだチャミスル*1もあんまり効き目なかったな。
もうどうしてくれよう、レオナルド!
憎い。アンタが憎いです。チクチョー。


色々気を紛らわす為に、エクササイズも家事も
頑張ってしまったので、今猛烈な眠気に襲われてます。
ちょこっとだけ。




一言で云えば苦しかったです。
なんだろうな、これは。
決して明るくはないストーリーと分かっていましたし、
結末も知ってました。
BBの時も苦しかったんだけど、エドガーにシンパシー感じることができたし、
できたと思っていただけかもしれないんだけど、
ただ可哀想と思っていただけなのかもしれないんだけど、
それでも自分が物語りとクロスしている部分を感じてました。
有り得ない話なんだけど、あるような気がしてました。


でも今日の『血の婚礼』は見ててちょっと疎外感感じました。
こっちのほうがリアルな話なのに、ちょっと外から見てる感じ。
だって、ヒドイ話じゃありませんかっ!
そんなに好きならなぜ結婚して子供までいるのさっ!
ずいぶん都合がいいじゃないか、わがまま過ぎないか、レオ。
ずるいだろ、レオ。


ありゃ?私じゅうぶんに感情移入してますか?してるな。
疎外感っていうより、主人公の気持ちが理解できないってことかな。
そう、今日は妻である浅見れいなちゃんに目が行ってしまったのです。
立場的には一番似てるからかしら。
どうにも持っていきようがない気持ち。
最後の喪服のところの叫びが強烈でした。
ひどいよ、にくいよ、でも死んだら元も子もないよ。
え、どうしてくれるんだい?
私には子供もいるんだよ。おまけにお腹にももうひとり。
こんな閉鎖的な村でどうやって暮らしていけばいいのさ。
実際こんなになったら、駆け落ちした相手にはあまり感情が沸いてこないかも。


しっかし、このヒド過ぎるオトコがまたキレイでムカつく(笑)
『なんて綺麗なの』ってそれは私のセリフですから、ソニンちゃん。
あー、背中が美しかったよ。
ダンサーの背中してた。
背筋がすごい。


フラメンコも記者会見の時よりずっと良かったです。
あの始まりの蹴りはじゅうぶん怖かったです。ハイ。
熱を帯びるとタップっぽくなっちゃうのが気になると言えば気になるけど。
もうちょい脚閉じ気味で、内股にチカラ…いや、すんませんナマ言って。
いいんです、色々ぶち壊して、どうにでもして下さい。


そう、それから正直セリフの意味が良く分からないところありました(笑)
オレ、学ないもんで。
生まれて初めて聞く単語があって。それが何だったかも思い出せないですけどー。


あ、ワタクシ的にはシモな事も触れておかねばなりませんね、やっぱり。
逃げ出した二人が抱き合う場面で、ソニンちゃんに押し倒された
レオ様が、左の足だけ膝を折ったままで、まるで左前側腿のストレッチ状態に
なってしまって、少しジタバタしてるように見えました。
抜けた時はビヨンってなって、すいません、不謹慎にもちょっとクスっとしてしまいました。
ごめんなさい。


見て楽しいって種類のお芝居ではないから、
マクベスほど行くこともないかなと思っていましたが、うん、やっぱり色んな角度から見たい。
登場人物一人一人を細かく見てみたいです。
きっと次回は違う感想だろうな。


あー、最後にどうして後ろの毛が長いの?
すごく気になる〜
そうよね、あれはたてがみなのよね?*2

*1:韓国焼酎

*2:Aさん談