フィギュア世界選手権 感動できなかった


今日のエキシビジョンは良かったよ。
特にブルガリアカップルの『愛ルケ』ね。
平井賢さんも嬉しいでしょう。
いや、冗談抜きにあの二人には世界があったよ。
あと中国のゴールドメタルのカップルの
演技が終わったあとの笑顔が最高だった。
プロポーズしたとかで本当に今幸せなんだろうなぁ〜って
想いが伝わってきました。


しかし、昨日の女子のフリーはう〜む、いま一つ感動できなかった。
なんでだろー。
新しい採点方法のせいなのかなぁ。
違う衣装、違う音楽を使っているのにナゼかみんな同じ事やってる
ように見えた。
テクニック主義というか、小さい技をチョコチョコ入れて点数稼いで
いるようだし、逆に大きなジャンプなどは入る前の助走が長過ぎて
ジャンプに行く前に演技自体に飽きる。
その衣装で、その音楽で何を表現したいのか不明・・・。
確かに技はすごいが、琴線に触れない。
テクニックだけじゃ感動できないんだよぅ。
もっとこう、その人にしか表せない世界を出して欲しい
・・・っていうのは欲張りですかね。


畑は違うけど、シンクロのデデューは明かに彼女の世界がある。
引退したけど、1位の選手の演技がつまらないから1位の演技とは
こういうものだと伝えたくて戻ってきたんだとか。
インタビューで『もうこれ以上はできません。引退します』って
潔く言っていたのもカッコイイな。
最後の演技の『マリア・カラス』も引きづりこまれました。
あんな切ない表情、選手というより女優。
水の中にいるのにバレエのような優雅さ。
ため息がでました。


ミキティもまおちゃんもまだ若い。
もっと経験積んでカラダいっぱいで表現してほしい。
色々制限の多い種目だけど、だからこそ頑張ってほしい。


ナマ言ってすみませんっ!
私自身、滑れるのはギャグだけです。…ってまたベタな。