観てまいりました


『間違いの喜劇』でシェイクスピアでお腹抱えて笑えたので、
これは絶対ハズさないだろうとチケットゲットしました。
正味の話、世界の蜷川さんでも時々見ていてツラい時あるんです。
*1
でも、オールメール喜劇なら絶対楽しいに違いない。
高橋洋さんまたハジけてるだろうな。
月川悠貴さんどんだけキレイなんだろ。
そして北村一輝さん、すっごいナゾ。舞台ではどんな演技するんだろ。


結果は…
うっふっふ。


だってのっけから、私、主役の北村一輝さんの投げキッス受けてしまったんですもの〜☆
ネタバレあり。



埼京線与野本町
あいかわらず、何もないなー(笑)
ロビーには花、花、花。
北村一輝さん向けのものが多かったです。さすがです。
あー、どこかで見た顔。ウラケンさんがいました。


席が通路側で美味しかったです。
劇場狭い上、役者さんがバンバン通路を通るので。
お衣装の細かい素材まで確認できたり。


『間違いの喜劇』同様、鼓笛隊の生演奏で
役者さんが通路から舞台に上がってきます。
その時北村さん本当にこっち向いて投げキッスしてくれたのです!
…ってお隣のnoriさんもそう思ってたりして(笑)
顔はコワイけど、背もそんなに高くないけど
色っぽいねー。一輝さん。


お芝居はもんすっごいセリフ量でした。
言葉遊びみたいな部分がたぶんにあるのですが、
セリフの途中からラップになったりして、
本当にチュクチュク、チェケラ、YO!の世界で、
ゲラゲラ笑っちゃいました。
なんだよ、シェイクスピアってラッパーだったんぢゃん?
いや、これあながち嘘でもなくて
もちろん訳の上手さにも寄るところが大きいんだと思うけど、
韻を踏み踏み、語尾と語尾をつなげて楽しむ的なお遊び満載でした。
そう思うとシェイクスピアもイッキに敷居が低くなりますね。


高橋洋さんはその中でもダントツのセリフ量で
いやーほんと恐れいりました。
ページ数にするといったいどれくらいあるんだろう?
1箇所でもコケたらもう真っ白になりそうな感じ。
カラダも相当鍛えてるよね。同じニオイがするよ。なんつて。


女性陣では内田滋さんが光ってました。
黒光りしてました(爆)
ショーパブに行くといるよね、ああいう感じのギャル。
キャー、キャー、リアクションデカい子ね。
そんな感じ上手く出てました。


フランス王女役の姜暢雄さんも一際デカかったです。
*2
そしてちょっと遠くから引いて見ると、米倉涼子さんに似てる(笑)


そして月川悠貴さん。
もうどんだけ鏡見て仕草の練習してるの?っていう位、女性。
舞台の袖に入る時でも女性。手の動きとか、なんざんしょ。
どれだけ研究してるんでしょう?そして声もねー、本当に女性。


あとキワモノのアーマードー。
いるいる、こういうキャラ。何かの漫画で出てくる。
バカ殿とバッハが融合したみたいな。


舞台装置は全幕を通して変わらないので、
役者の力量がもろに試される世界のように思えました。
役者さんとしては挑戦のしがいがありますね、こういう舞台。
恐ろしいけど、ピタっとハマった時は凄い快感なんだろうな。
骨を折った甲斐があるというものですよ。


パンフレットにいのうえひでのりさんとコンドルズの近藤さんの
インタビューがあって結構読み応えがありました。


それから後で知りましたが、16日が初日だったそうです。*3
だからあんなにお花いっぱいだったのねー。
それにしては完成度高いなー。
蜷川さんお達者です。

*1:個人的にはオレステス、タンゴ冬の終わりに、あわれ彼女は娼婦

*2:こちらはサイズ的

*3:そうとは知らずに取ったの、チケット