観ました


各所で絶賛の話題作。
エステが早めに終わったので、猛ダッシュしました。
ちょっと最初の方見逃しちゃったけど、
1000円なので許す〜


劇場に流れる音楽で鳥肌って久々だわぁ。
アカデミー賞のジェニファーハドソンの歌声は本当に
素晴らしかった。
ビヨンセママが
「うちの子の影が薄くなってるじゃない!」と
文句言ったとか、言わないとか。
うん、分かるよ分かる。


いや、でも充分ビヨンセ様も美しかったから〜
マリーアントワネットより衣装も良かったわよ、むしろ。
髪型もメイクもスターへの階段を上るごとに
ゴージャスに洗練されていってカッコ良かったわぁ。


映画を観ながら、
自分がちょっと住んでいたアトランタの事を思い出しました。




アトランタキング牧師*1の教会がある位ですから
黒人比率の高い地域です。
行った当初、私を悩ませたのが彼らの英語。
まるでリズムを刻むかのような特有のイングリッシュ
最初はぜんっぜん分からなかった。
(最後まであまり慣れなかったけど)
映画の中でジェニファーが悪態をつく場面では
内容よりその英語の発音に『なつかし感』が蘇ってきました。


それから彼らのDNAに刻まれているであろう、あの音感、リズム感。
センセイのマネことのような事をやっていたので
修学旅行なんぞも同行したりしたのですが、
行き先が隣りの州のフロリダでもなんと8時間以上バスにのってるの!
東京から神奈川に行くのとはワケが違うわ。
で、その間みんなヒマだからゲームをやったりしてるのですが
それも飽きちゃうと、ついにアカペラですよ。生ゴスペル。
みんな太もも叩いてリズムをとって、即興のハーモニーですよ。
本当にこの人たちスゲーと思いました。


黒人カルチャーを理解するのにはよくSOULという言葉を使いますが、
私がSOULを体感したのはこのバスの出来事だな。
脈々と受け継がれているものが確実にあるのだと実感しました。


あの頃の生徒もきっとこの映画を見てるでしょうね。
でもどう思うのかな。
若い世代にはどう写るんだろ。
感想をきいたらちょっとダサイとか言いそう。あの英語で(笑)

*1:映画の中のキング牧師のドーナツ版のくだり、スゴイ笑わせて頂きました