食いしん坊万歳(庄内編)

shimadora2007-01-09



起きたら11時でした(^^;
いくらなんでもくつろぎ過ぎです。

いやいや、ちょっと言い訳しますと、昨晩、風が凄くてですね、
ゴーゴー、ゴーゴー、窓はバリバリ、バリバリ
明け方まで眠れなかったとです。
マジで屋根飛ぶかと。
ひゃー、怖かった。


友人がランチ11:45に予約してあるんですっていうもんで、
とり急ぎ、眉毛だけ描いて、
80歳のおじいちゃんが運転するクルマで着いたのが、
イタリアンレストラン『アル・ケッチャーノ』
表には『満席です』の看板。
こんな田舎(失礼!)で予約とはどんなレストラン?
聞けば、『情熱大陸』に登場したという有名なレストランだそうで、
全国からここで食事をする為だけに
鶴岡まで訪れる人がいっぱいいるんだとか。
ちなみに、アル・ケッチャーノとはイタリア語ではなく
「あったけかな〜」の山形弁だそうで。
http://www.ques.co.jp/alchecciano/
奥田政行(料理人): 情熱大陸


しかし、店内は気取った感じもなく、こじんまりとした家庭的な感じ。
インテリアも取り立てて何かスゴイという物はなく。極めて普通の食堂。
ただ、入った瞬間、もんのすごい良いニオイがしたの〜。
これは絶対に美味しいものが期待できそうと直感。
ホールの上には学校にあるような大きな看板。
そこにはビッシリと手書きメニューが。
海の物にも山の物にも地の物がズラズラと。


ペアランチという事で、
前菜とパスタ2種とリゾットとドルチェの盛り合わせを選びました。
パスタは生ウニと明太子のスパゲティと
山伏豚のパンツェッタと平田赤ネギのアマトリーチェ
特に後者のパスタは美味でした。
赤いネギなんて初めて食べたけど、
微妙に甘くて、それが塩気の山伏豚の生ハムと良く合います。
ここまででもう既にお腹いっぱいなのですが
次は庄内はえぬき米のリゾット。
具はきのこです。勿論、山形産。
これもお皿に溢れんばかりの盛りの良さ。
東京のケチなレストランとは違うわぁ〜
だいたいね、東京のレストランはお皿ばっかりデカくて、
リゾットといっても小さなお山をさぞ高級品のように
出してくるところが多いのよっ!
はえぬきと聞いて、日本のお米ではニチャニチャにならないのかと
心配になりましたが、そこはシェフのなせる技。
しっかり歯ごたえのあるお米にきのこの滋味がジュワ〜っと
沁みこんで温まりました。


ここまで来たら、肉も食べたいよね!
って事で何かお肉は?と聞いたところ、
(だって黒板にハンターさんが捕ってきた野うさぎとか、
カモって書いてあるんだもん。これは食欲そそるでしょー。)
ランチは豚ならって事で庄内豚のグリルを。
これがまたポーションも大きくて*1→ここ重要!
味付けはシンプルな塩味なのですが、
付け合わせの藤沢カブとチョコ?*2っと思ったらトリュフ!で
一緒に食む食むすると
んもぅ、幸せ〜小躍りしそうな味に展開するんですわ、これが。
カブがうんまい。シャキシャキしつつ、甘味もあって。
赤ワインもプラスして更に幸せ〜!
銀座のイベリコ豚のリベンジ、山形で果たしたりぃ(^^)v


ドルチェも地卵のプリンなど濃厚かつ甘過ぎなく、どれも美味でした。
これだけ食べて4500円ほど。しかもシャンパン、ワイン含んでます。
ただ、欲を言えばですねー、ペアランチは
前菜+パスタ2種+リゾットかピザのチョイスなので、
炭水化物が続いてしまうので、パスタかリゾットかピザのどれかの
チョイスにさせて頂いて、あと何か肉か魚かメインになるものがあれば最高です。
量はそんなに多くなくてよいので。
…ってさっきの話と矛盾しとるやんけー。
もしくはちょっと値段上げてもいいです。
…ってそれはオーナーの意志に反するのかな。


どこまでも注文の多い客なのであった。
次回は絶対ディナーでハンターの獲ってきた肉を食すわ!


山形食いしん坊万歳\(^O^)/

*1:写真はほぼ食べ終わってしまった時のもの

*2:さすが貧乏腹