×[首藤康之]HS06

姪を送ったあとは一人でバレエ鑑賞。
首藤さん目当てで行きましたが、
2つの演目のうち最初のひとつにしか出なくて残念。
でももう1つもコミカルな感じで面白かったよ。

首藤さんが出演された『ホモ･サイエンス』はロボット工場の
ようなイメージで作られた作品。
モダンバレエでした。コンテンポラリーダンスというのかな？
良く違いが分かりません。
ロボット工場のように天井からダンサーが吊り輪に吊るされて登場。
衣装はほとんど裸に近いようなヌードカラーの最低限の衣装。
下着のモデルさんのような美しい姿でした。
ダンサーって、スポーツの中で一番美しい筋肉ついてると思うな。
ハンブルグバレエ団の女性は背も高くて、脚が長っ！
ロボット風のダンスもブレイクダンスとは違って、
エレガントさが残る、うん、やっぱりバレエでした。
ロボット＝無機質の構図を意識して見るとよりダンサーの有機質
を意識しちゃう。

2作目は服部君(忍者みたいだな)の自叙伝的な作品なのかなぁ。
セロ弾きのゴーシュにインスパイアされたという作品でした。
海外のバレエ団に飛び込んではみたものの、
コミュニケーションが上手くできなくて浮いてしまう青年。
自宅で煮詰まっていると、4匹の動物達が次々に現れて
からかわれながらもダンスの共演をして上手くなっていく。
ファンタジックななんともカワイイ作品でした。

首藤さん目当てで行くと正直ちょっとチケ代は高いかなーっと思います。*1
でも、服部君のような元気な若造が海外で評価されないと
知らないっていうのは、勉強不足で本当に申し訳ない気分です。
女性ダンサーよりも小さいながら、コアが非常にしっかりしていて
最後まで息のきれないダンスを見せてくれました。これからもガンバレ！

*1:S席8500円　5〜6000円だったらもっと気軽に見れるのに