神戸通い妻


行って参りましたぁ〜
日帰り神戸。呼ばれてないけど通い妻。
只今もんすっごくムクんでおります。
そりゃそうだ。ビール2杯にワイン3杯?4杯?
だって、みぃを観た後はお酒が美味しいんだもん^^;
意外と落ち着いて観られたのはお酒のせいなんだろうか?


心臓の鷲掴み度はBBを120%とするとアリスが100%で、ORは80%位です。
BBやアリスのようなギューギューヒリヒリ感は正直薄いですが、
それはそれで良かった。
呼吸出来る。生きていられる。


それにしても恐るべきモリミラの身体能力。
あの人に出来ない動きはないんじゃないだろうか。
それ位、白い人は踊りまくってました。


本日はお疲れちゃんにつき、マチソワ混ぜ混ぜでポイントでいきます。
ネタバレあるので畳みます。




【白】
アリスと違っていきなり、踊りまくります。これは嬉しい。
舞台右手の高いところから(3m位?脚立みたいなところから飛んでた)ビョーンと白い人登場。
おまいさんはニャンコちゃんですか?
アキレス腱、超合金ですか?


白い。白い。白い。
どこまでが衣装でどこまでがお肌なんだか。
長友さんスタイリングの白いお衣装ユニークで実にいいです。
ドレープが沢山あって、それが踊ると揺れて。
前から見ると白い燕尾服みたい。
下はカーゴパンツのようなポケットがあるんだけど、MCハマーが履いていたような
あんなパンツのシルエットにも見える不思議パンツ。
レーヨンみたいなテロテロ感がありました。
左足だけ裾上げてるのも良い。
そして銀髪。ちょい井本。ステキ☆



【青】
バレリーナ未來。トゥシューズには本当にビックリ。
ポアント見ただけで神戸に来た甲斐があるというものです。
男の人がトゥシューズってトロカデロ・デ・モンテカルロ位しか知らないよ。
トゥシューズ履いてるのは席が遠い方が良く見えます。
ここで流れてたのがNothing but blue skyだったか?
いや、ひとつ前の行き交う人々のシーンだったか?
(→ひとつ前の白のところみたいです。mmoohさんありがとう。)
木が与えてくれたギフトのおかげで青い女性達がチャールストンと踊るのですが、
白い人も一緒になって手をフリフリ、腰をフリフリかわいいったらありゃしない。



【藍】
好きです。ここ、七色の中で一番好きかも。
これをヒップホップと呼んでいいのか、ストリートダンスなのにキレイで。
上品さが残るスタイル。神戸発だから?
林田先生、すごいや。リスペクト。目が離せない。
衣装もいいです。なんだかファーが付いちゃって、ヒップホップマタギ
ズキュンズキュンな重低音*1もいい。
白い人の関節もオカシイです。
人間ゆっくりの動きの方が難しいんですよね。
低反発の枕みたいな柔軟さでゆっくり戻るんだな。



【橙】
タップしてると生き生きしてるね〜
ちょい残念なのが音量が大きくて、タップの音が聞こえにくい事。
席が遠いとちょっと悲しい。
嬉しいのは上着脱ぐこと。キャー☆
それをあとでまた着るんだけど、ソワレの時上手く着れなくて
ちょっと手間取ってましたね(^^ゞ



【緑】
ここの群舞カッコイイです。
しかも音楽がね、血が騒ぐ80年代テイストなんですよ。ピコピコ打ち込み音が懐かしい。
マイケルのWe Are Here To Change The World(from "Captain EO")ですから!
マイケルが最も輝いていた時代。
そう言えば踊りもそんな感じでした。
集団でカッカッカッと前に出てくるところとか。
look at me なんて言われなくてもガン見しちゃう。



【赤】
欲望の赤。
5人の女性ダンサーがエグザイルのように踊ります。
アダムの罪の林檎?を食べてぬらぬらとメラメラと。
白い人もちょっとエロティックな感じです。
ちょい残念なのが、うーむ振付けがね、WLのcalling you と似てる。
ま、好きなフリというか得意というかそういうの、あるけどね。
『You are so beautiful to me』はここで流れたのでしたっけ?
(これであってるようです。mnmさんありがとう)

【黄】
もうこれは見ていただかないとっ!
ORにおけるお茶会のような。
中川先生なんてパジャマの上着INしてますから。
髪型も1:9でオカシイですから。
梅図かずおになっちゃってますから。
本当に黄色い救急車来ちゃいますよ。*2
4羽の白鳥のようなフリもキュートです。
ここはどんどんアドリブ出てきそうで期待できます。
曲は有名だけど名前分かりません。
(ミッシェルポルナレフの『Love Me Please Love Me』だそう。kabokaboさんありがとう。
 あぁ、WBの『シェリーに口づけ』とか唄ってる人かぁ)
『Love me,Please love me』 そのあとフランス語でJe suis fool?とか何とかって
言ってます。
ウィ、ウィ Je vous dire je t'aime boucoup!



【紫】


mmoohさんも書いていらっしゃいましたが、失望が希望に変わるのが正直わかんないです。
絵本で繰り返し使われる『The tree was happy』の部分が白い人だと思っていたんですよね。
木の内面、木がthe boy(ここでは the girl)の喜ぶ姿を見る、
舞台上では人間と同じ事を体験、同じ振りを踊ることで喜びを共有しているのだと思ってました。
だから、赤の場面でも木はもっと、もっとと欲しがる人間とも踊るのだと。
なので、紫で踊らないのが不思議だな〜っと。
『失望』は本来木の精にはないことなのでしょうか?
突然光りが差して、希望に変わった…みたいな表現がちょいしっくり来ないんです。
だったら、白い人がshadowを封じ込めるような踊りが欲しかったな〜
…っていうのは酷ですかね。ただ単にもっとみぃが踊るのが見たいだけ?
そして、舞台にみぃがいない時間が長い…っす。
こう、演歌でカラオケやると3番まである…みたいな。
いや、ワタシひどいっすね。何様だよ。



えっと、その他、
佐竹先生にこのステージは拷問に近いかも。
踊れる人が踊れないというのは辛いものですね。
だから最初いっぱい見ておかないといけないです。
G線上のアリアでパターン化された踊りをおどるだけでもダンサーとしては
つまらないと思うのに、
さらに片手が動かないように踊るなんていうのは本当に大変だと思います。
ターンするにしろ、なんにしろ、片方を封じ込めて左右のバランスを取るのはしんどいはず。


それから、白いワンピースの女の子がとてもハマリ役でした。
ティモテのCMみたいな(古っ!)、いや今で言うならアジエンスのCMのような
天使の輪がキラッキラ☆
そしてすっと座ってて膝が痛くなりそうですが、その辺は若さでカバー?
ダンサーの中に女優さんがいるような感じがしました。
白夜行』の子役の雪穂ちゃんみたいな存在感がありました。
カーテンコールで佐竹先生の肩にヒョイとのっかっちゃう軽さが羨ましいです。


そうそう、カーテンコールと言えばその女の子がちょっと戸惑っている時、
みぃ様が手をチョイチョイって突っついて、手をつないでお辞儀したのが
何とも微笑ましかったなぁ。年下といるところあんまり見たことがない(笑)
いいお兄ちゃんって感じでした。


全体的にはまだまだ進化する余地があるように思いました。
自分がWLでミリィ慣れしたのもあると思うのですが、
もっと新しい血が入ってもいいかな〜、ちょっとワンパ…(毒舌)な振りが多めかな〜
なんて欲望は限りないね。
東京に来る頃にはまた驚かしてくれるはず。
楽しみに仕事がんばろー。


そうそう、それから今回のグッズのTシャツは有りだと思います。
パンフレットにもイラストを描いていらっしゃるお母様のカワイイタッチの絵が
さりげにプリントされててサイズも小さめでグッドです。
パンフレットはこれは『WONDERLAND』のもの?と思うぐらいWLの写真多用されてて
それはそれで嬉しかったです(笑)


そして最後になってしまいましたが、楽しいおしゃべりにお付き合い頂きました
未來派の皆様ありがとうございます。
チケットのお声をかけて頂いた巻髪の愛らしいMさん、スペシャルサンクス☆です!

*1:nekozoさんとmmoohさんがマネ上手い

*2:昔、良く言われた