最初に買ったチケットはマドンナとバッティング
してたので諦め、取れたチケットは立見席。*1
体幹鍛えてて良かったよ。
しかし2時間半立ってるのはさすがにしんどいな。




里中満智子センセイのマンガ本でギリシャ神話の世界は
なんとなーく頭に入ってましたので、
ストーリー的には心配したほど難解ではなくてホッとしました。


しっかし、すっごい雨降らせたねー、蜷川さん。
比較的前の方の立見席だったので、セリフは雨の音に消されず
聞く事ができましたが、後ろの方はキツイかも…。
役者さんカラダ冷えないかなぁ。
特に女の人は心配よ〜
Bunkamuraの目の前にTERRAっていう、いい岩盤浴のお店あるから
オススメするわ。冷えは女性の大敵ですもの。


MMの時に通路を譲りあったのが、藤原クンでして、
その時の席が藤原くんの背中を斜め前に見るという好位置で、
洋服越しでも分かる、背中から腰にかけてのセクシーさにノックアウト
されました。


なので今日は私の透視能力は本物なのか確かめるのが目的のひとつ
でありました。
…結果、私の透視能力は衰えていませんでしたっ!
衣装がまぁ、面積少なくて少なくてご馳走様って感じで。
いやぁ、なんとも香り立つようなセクシーさでしたね。細いんだけどね。
お肌ツルッツル。体毛うすっ!
ま、個人的な事を申しますともうちょっとメリハリが欲しい、
筋肉が欲しい感じでした。
ちょっと女の子みたい。そこがまたいいのかな〜
カラダのあちこちに赤ムケがあって、まさに体当たり演技でした。


そして我らがユッキー☆はかなーり後半になって登場。
皆さんが書いていたので、覚悟はしていましたが、まぁ
登場まで長い長い。気をもたせる作戦かっ!


舞台通路を駆け抜けて登場したユッキー☆はギリシャ人というよりも、
石川五右衛門でありましたっ!
カッキーン、あんちゃんカッコイイ。
友人を身を挺して守るなんざ、本当に五右衛門。
衣装も紺の着物風。腰につけるのは日本刀で良かったのに。
そして今回も藤原クンとの距離近っ!
どうしてもMMを思い出さずにはいられない。


あれ、全然芝居のこと書いてないなー。すいません。
3500円でイイ男がっつり観ましょう会になってる。
えーっと、えーっと、正直ちょっとツラかったです。
セリフがあらすじの説明を言ってるみたいで、
気持ちが入った言葉が…う〜ん翻訳劇の難しさでしょうかねぇ。


最後はギリシャ悲劇というより、神様が出てきてオシマイって感じで、
ちょっと拍子抜け。
それが、『オレステス』のストーリーなんだから仕方ないですけどね。


憎しみの連鎖は古代から変わっていないという事を
言いたかったのだと思いますが、ラスト黒子さん達が3Fから
イスラエルパレスチナレバノンアメリカ合衆国の国旗と国歌が
印刷されたビラが大量にバラまかれ、その国歌がミックスされて
流れ終了…ちょっとメッセージがストレート過ぎて逆に引いちゃった。
タイタスの時も同じようなメッセージだったけど、
表し方が最後の男の子の叫びで、すごく余韻が残って良かったのにな。


カーテンコールでかなりの前屈をするユッキー☆はMMと変わってませんでした。
あと、ヘレス役の女優さんが本当にきれいで女神様ピッタリでしたね。
そして蛍ちゃんはもう蛍ちゃんじゃなく、大竹しのぶさんのような
女優魂を感じました。


ユッキー☆、次ぎはこまつ座なんだね。
慈英さんと佐々木蔵之助さんと共演なんだー。
たのしみ♪

*1:ま、財政的にも…これしか無理