久々のスパイク・リー


この前のスマステで吾郎ちゃんが1位に選んでいたからチョイスして
みたんだけどねー。これが良かったのよ。


デンゼル・ワシントンが匂い立つようなセクシーちょいワルオヤジ刑事。
黒人のセクシーさってこう、ダイレクトに嗅覚や触覚や
人間のプリミティブな部分を刺激するようなそんな感じよね。
しかも頭が切れる役どころ。
衣装もオシャレでねー。
ベージュのピンストライプのスーツにパナマ帽被ってる刑事なんて
まず日本には居ないわな。


弁護士役で登場するジョディ・フォスターがまた
イヤミな感じでステキ。
高学歴、高収入のバリバリのキャリアウーマンという役どころなのですが、
まぁ、スカートの下からムキっと出ているふくらはぎに釘づけ。
95%筋肉ですっ!みたいな脚に惚れ惚れ。
また、成功したオンナの象徴のように持っているエルメスバーキン
イヤミ感を更に倍増していてよかったわ。
その彼女が汚い4文字連発してて(ズルムケではない)スパイク・リー
映画らしい感じです。


お話は銀行強盗もののサスペンスですが、
犯人はタダ者ではなく冷静で、ストーリーもひねってあって
面白かったー。
犯人はまず、みんなのケータイを没収するんだけど、
その中銀行員1人が隠しているのを見抜く為に、
他の人のケータイからその人の名前を呼び出して、番号を鳴らすの。
で、思いっきり殴られて、ひゃーコワイ。
次に全員の服を脱がせて、同じ服に着替えさせるの。
そうすると犯人が誰だか分からなくなってしまうからね。
ありそうでなかったシチュエーションですね。
犯人の狙いは本当はお金ではないっていうのがまた面白かった。


カメラもクレーン多用の引いた映像で、
音楽は何故がインド風だったり、
ちょっとハリウッドとは違う感じの作品でした。
1000円は安かった。正解。