10th Anniversary Ken's Bar in TOKYO DOME


誕生日はステキな唄で祝ってもらおうってんで、
行ってまいりました、東京ドーム。
平井堅さん大好きな姪っ子と共に。
彼女も来年もう中学生だから、あんまり一緒に出掛けられなくなるかなーと思ってね。
(あっ、もちろんダンナも誘いましたよ。でも断られたんで)




堅さんがバーのマスターに扮してお客様をもてなすスタイルのコンサートで
毎年恒例らしいのですが、ミーハーな私は初めて参加しました。
でもね、もてなすって4万人ですよ、堅さん働き者ね。
ドーム前方アリーナ席は結婚式場みたいに丸テーブルが並んでいて、
おつまみとドリンク付き。
私達はもうちょっとお安い席で、2Fでした。
でも、ドリンク1杯引換券があって頂きましたよ、おいしい生ビール。
アサヒ、サントリー、キリン、エビス各社のマーク入り野球ユニフォーム姿の
お嬢さん達が、タンク背負ってついでくれるんです。ステキサービス☆
まるでマスター堅さんからのおごりみたい。
しかも、席で飲み食いオッケーってなんか嬉しい。


年増(失礼!)のウグイス嬢の声でコンサートが始まりました。
どっかで聞いた覚えのある声だなーっと思っていたら
『ウグイス嬢は初めての松任谷由美です』って会場もウワーッて歓声が。
しかし、本当はユーミンの物真似してる清水ミチコさんの声でした。アハハ…
そうそうミチコさんって言えば、アレよね、似ても似つかない平井堅さんの顔マネやってたね。
その繋がりかぁ〜堅さんもシャレが好きよね。


そして堅さんはホームベースの方から野球の交代のピッチャーが乗ってくる
あのゴーカートみたいな乗り物にのって手を振りながら一塁側をグルっと回ってステージへ。
しかも曲が『タッチ』(苦笑)
粋な演出だね、マスター。


席は2Fでしたが通路を挟んでいたため結構観やすい。
しかーし、開演してもジャンジャン人が通るんですけど…(怒)
立ち止まるなよ!見えないだろっ!堅さん唄ってるのに失礼ぢゃないかっ!
だいたいドームクラスの公演っていったらトイレも大変なこと位想像つくだろっ!つーの。
客席の案内も1曲終わるまで止めたらいいのに…。


堅さんも物凄い人数の人がコンサート始まっても動いてるんで気になるらしく
『どうしたんでしょうねー』って言ってた。全くだよ。
3曲目位から落ち着いてきました。もう人数が多いとね、大変だよね、マスター。


前半は堅さん曰く、葬式みたいにしっとりした曲で責めると言ってましたが
バラードこそ堅さんの才能溢れるところでしょー。
生で聴くあの繊細なベルベットボイスには鳥肌でした。
あの裏声やっぱりなかなか出ないよ。
カラオケでも堅さんの曲は無理だもん。高低差有り過ぎて。
大きな古時計』も生で聴けて嬉しかった。照明が振り子みたいに揺れてたね。


横顔アップが時々スクリーンに映されるのですが、
もうこの方の鼻梁から目の窪みっていったら
『渓谷』みたい。
どういうDNAなんやろ。


そしてコンサートにしては珍しい休憩を挟んで、後半へ。
後半は前半の葬式みたいな我慢大会(本人談)とうって変って
『KISS OF LIFE』『『楽園』とかアップテンポの曲でノリノリでした。
また面白かったのはjust two of us →ドリカムの決戦は金曜日→
SMAPの夜空のムコウのアレンジ。みんなが気に入るコード進行をつかってみた
って言ってました。まさか堅さんのSMAPのカバーが聴けるとはね、ラッキー☆


堅さんのコンサート唄ももちろんいいですけど、MCがサイコーに面白い。
関西の人だからサービス精神満点なのね。
話し出すとチーママに変身するのもいいわ。
しかし自分が東京ドームのコンサートに行った時の話のくだりで、
マライア・キャリーの事を『おマラさん』っていうのはどうかと思うのよ。
もう2丁目の人ってすぐ…。んでも好きだわ。そのセンス。
ブリタニーのコンサートは全部口パクってバラしちゃうし…。
今日WOWOWの録画が入ってたんだけど、『WOWOWさんカットね』って話が多過ぎですよ。
BOYS TWO MEN のニックが長与千種に似てるとかさぁ。
その話ラジオでしたら苦情のFAX400通だって。すごいね。
あっ、あと何かの拍子で、自分は石橋を叩いて渡る性格だけど、
色々冒険してみることにしたっていうような事を言うのに
『危険な橋も渡らなきゃってまるで危険なアネキのセリフみたいですねー』
『毎回は観てませんけど』ってぶっちゃけてました。
んで、WOWOWさんここもカットでって。アハハ。カットしたところが一番面白いのよね。


それで、おマラさんやらブリタニーやら大スターばっかりの
東京ドームで自分がこんなコンサートができる事を
非常に恐縮しているようでしたが、そのトークの後に唄った生で唄うのは初めて
という『ため息キップ』→POP STARのB面(B面っていうの?今?)ね。
これがとっても良かった。
10年唄ってきて、はじめは自分の唄をいかに人に聞いてもらうかを意識していたけれど
今、唄う事が自分のアイデンティティだというようなお話をされて、余計に心にしみました。
『LIFE is…』も良かったなぁ。


しみじみしてたらあっと言う間に終盤へ。
ラスト2曲が未來派にはうれしい『瞳を閉じて』→『POP STAR』でした。
『POP STAR』ではPVにも出てくる着ぐるみの動物が4匹登場してダンス、ダンス。
私も振りは覚えていったからね、一緒に頑張ったよ。
堅さん途中まで椅子に座って唄ってたけど、サビに入る前のトゥルトゥルトゥってところで
着ぐるみ君が『堅さんも一緒に踊ろうよ〜』って声をかけて
『しょうがないなー』とか言いつつ、もう立ってスタンバってる(笑)
最後はまるで女子高生がプリクラで撮る時のような
Vサイン&ウインクで決めのポーズをしてくれました。


アンコールの時は、最初に登場してきたあのゴーカートで
ステージから今度は3塁側を通って、後方のグランドピアノが置いてある円形のステージへ。
曲はH2Oの『想い出がいっぱい』好きだね、マスターも。
もう人が近づこうと動く、動く。あぶねー。
グルっと群集に取り囲まれて堅さんも『唄いにくーっ』って言ってましたが、
そんな中で2曲唄ってくれました。


ドームを出るともう10時。休憩を挟んだとは言え結構長かったんだね。
『楽しいとすぐ時間が過ぎちゃうね』って姪っ子。
なんつー素直でカワイイ感想なんだ(涙)
とても興奮していて『楽しかった。カッコ良かった』連発していて
一緒に行って良かったなーと思いました。
そう言えばコンサートって事自体が初めてだったのかも。
また一緒に行こうね。