映画が良かったら、感動が薄まっちゃう〜っと心配していましたが、全然大丈夫でした。
e+の得チケで思い立って行ったけど、席も悪くなかったし、
主役のジェイムスが今日はウィル・ケンプ様!!やった〜!!
チケットは半額の5500円でこれはラッキーY
初めてe+に感謝しました(爆)


興奮して長いので続きを読む手法で書きます。

はじまりがもんのすご〜いウーハー重低音。ズンズンズン。
クラブにいるような錯覚。
そこにド○ッグ漬けのウィル様が登場。しかもキルトはいてるし〜
セットがトイレっていうのもバレエではお見かけしないですね〜


ウィル様意外に顔デ○イ。というのが第一印象(すいません)
正しく云うと、おでこがやや広いのかと。


お酒とド○ッグとセ○クスとハチャメチャな展開です。
が、コレ良く考えたらバレエだからセリフは無いんですよね〜
踊って踊って、演技演技。
オペラグラスで観ると目を大きくしたり、情けない顔したりすごい芝居してる。
マシューボーンは先に『SWAN』観ましたが、芝居とダンスの境目が無いんだね。
とにかく笑いが起きるほど楽しいの。


衣装もセットもカワイイし。
もうタータンチェック祭で大変なことになってますよ。
Y黄色YYピンクY
Yアナタ達はチェッカーズですかっ???ってくらい。


赤タータンの壁+赤タータンのカーテン+赤タータンのソファ+全身赤タータンのベストマン
同じ柄使ってるから、時々騙し絵みたいになって面白い。


後半はシルフィード達の群舞が素晴らしかった。
そうかこれが『SWAN』につながるんだ。メークも似てる。
腕を上に挙げて、肘で曲げて下げるみたいな振りSWANの代表的ポーズですよね。
内股になったり、うつむいたり、古典にはない振りがある一方、
ステップはアイルランド*1のリバーダンスみたいな細かい動きがあったりして。
決して派手なジャンプとか大きいリフトがあるわけではないけど、
どこを見ていいか分からないほど、あちこちで色々な動きがあり、
それがフォーメーションでさらに動いてる。
ほんとバレエも進化してるんだ。


シルフィードの翼をハサミでちょっきんしちゃって、
両者血まみれでウェディングの行進をする。
花嫁が何度も腕をするりと抜けてしまう振りが印象的。


最後は人間の世界に戻ったジェイムスに悲しい結末ね。


カーテンコールはバレエ特有の早い早い何度も何度ものご挨拶で(^-^ )
すごくストーリーも分かりやすかったし、時間も適当な長さで疲れなかった。
違うキャストで見てもいいかも。*2
でもやっぱりウィル様で嬉しかったな。


次回マシューボーン作品はあの『シザーハンズ』!!
絶対観に行くと心に誓いました。

*1:この舞台の設定はスコットランドだけど

*2:このカンパニー当日までキャストが分からない