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http://www.bunkamura.co.jp/orchard/event/swanlake/
『キッチン』に続く4月2回目のBunkamura。
本日は横目に『キッチン』のポスターをチラ見しつつ
(もう1回観てぇ〜)もうひとつ上のフロアへ上がります。
感想はと言いますと…
どエライものを観てしまいました!!
ゾゾッと鳥肌立ちました。
最近のバレエってお芝居とあまり隔たりがないような気がします。
ウィル・ケンプ(ダンサーでありヴァン・ヘルシングの狼男)が
言ってました。
『両者の差はセリフがあるかないか』だって。
ダンサーさんの表情も役者さんと変わらなかったです。
むしろ、セリフがない分身体で創り込む感じがしました。
そして舞台や衣装も派手で私ごのみでした。
本日の王子は首藤康之さんではなく、クリストファー・マーニー
ザ・スワン/ザ・ストレンジャーにはジェイソン・パイパー
あたしゃ、パイパーさんにやられましたよ。
ドレッド風のヘアが頭のてっぺんに残ったSWANなのですが、
あらまぁ、なんてナイスバディなの!
背中の筋肉、オペラグラスでガン見しました。
劇中劇ならぬ、バレエ中バレエがあったり、
舞台に出現する『SWAN BAR』では70年代ソウルトレイン風
アフロダンサーやら60年代風ビーハイブな女の子がいたり、
バレエなのにもう手拍子したくなる位リズム感のある振り付け
があったりと、グイグイ惹きつけさせます。
もちろんバレエのテクニック的な部分も凄かったです。
白鳥が男性だけに、跳躍→回転→跳躍→回転の連続
はねるはねる、回る回る!そのダイナミックなこと!
また、早着替えや早メーク替え(?)にもビックリ。
本日はオーケストラのある日だったのでなおさら良かったです。
ただBunkamuraはオーケストピットがないんですね。
なのでちょっと変なついたてみたいので覆われています。
でも今日はバルコニー席で全体もオーケストラも良く見えました。
カーテンコールは何度あったのしょう?5回?6回?
緞帳が下がるやすぐ開いてましたから。
会場割れんばかりの拍手でスタンディングオーベイション。
前の席のオバちゃん2人がめっちゃはしゃいでて可愛かったです。
帰りにDVD買っちゃましたよ。
アダム・クーパーバージョンの。
でも、これamazonでも買えたね(しかも1割引きで(;_;))
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配役が毎日変わるようなので、他の出演者の日も見てみたいです。
お財布に余裕があれば…ね。
でも生のオーケストラで、このど派手な演出で
15,000円は無駄ではないと思いました。
Bunkamuraからは『キッチン』の熱い吐息と
『SWAN LAKE』からの深いため息が交じり合って
渋谷に放出されていました。
あ〜踊りたい!
(これでもバレエ歴12年)